自律神経ってなに?

ここ10年位で「リンパ」や「自律神経」という言葉が一般的にも認知されてきましたが私が体調不良に陥っていた10年以上前、これらの言葉はあまり知られていませんでした。

もちろん、医師や医療機関では当たり前の「体のしくみ」なのですが、これがどれほど健康を左右するのか、表だって話す医師はそう多くなかったと思います。


それが、今では健康関連の書籍には様々なタイトルが付けられているものの、中を開けると書いてあることは同様で、最終的には「自律神経を整えること」「血流を良くすること」などがこぞって書かれています。


その中でも一番早く自律神経のバランスについて注目し、世に広めた先生がいらっしゃいます。

順天堂大学教授の小林先生です。

先生の著書には「きっと自分が自律神経に関する健康法の第一人者となるだろう」とい一節がありますが、まさにその通りではないかと思います。

小林先生の著書はとても分かりやすく、10年前の私でも理解できる内容となっていました。

リンパ講師となった今でも、時々読み返します。


自律神経とはいったい何でしょうか?

それは、意識をしなくとも体の生命維持活動を行う体のシステムのこと

心臓の鼓動・呼吸・体温調節・消化吸収・睡眠など、特別に意識をしなくとも産まれてから人は死ぬまで生命維持活動を続けます。

このシステムが「自律神経」なのです。


「無意識で行っているんだから別に気にしなくてもいいんじゃないの?」

そう思われる方も居るでしょう。

そうです。人は健康な時には特に意識をしなくても体の調子も気分も良く生活出来るのです。

ですが、体調不良に陥いった時、自律神経の存在、バランスが大きく関わっていくのです。


自律神経には日中の活動を行いやすくなる神経「交感神経」と夜、体を休息モードへと導く「副交感神経」の2系統があります。

交感神経は活動に適した体になるよう、心拍数を上げ活動しやすく、クリアな思考で仕事モードへと導きます。血管は適度に収縮してより多くの血液を全身に送り届けようとします。

一方、副交感神経は体を休めるリラックスモードを作る神経で、血管は広がり休息へと導きます。


健康な状態では、この交感・副交感神経の切り替えが上手に出来て、朝はスッキリと目が覚めて、夜ベッドに入ればすぐに眠りに付く事が出来ます。


ですが、現代人は総じてストレスが多く不規則な生活にもなりやすいため、自律神経の切り替えがうまく出来ない人も多くいます。ストレスが多いと交感神経が過剰に高くなってしまう為様々な体の不調が現れてしまいます。

切り替えが上手く出来ないとどうなるか?

顕著に表れるのは睡眠です。

まず、仕事で疲れて寝たくても、目が冴えてしまって寝付きが悪い。睡眠の質も悪い為に目覚めも悪く疲れがなかなか取れない。

眠れない→疲れる→ストレス→眠れない、、、負のループとなってしまいます。


次に現れやすいのが首こり・肩こりです。

自律神経は脳の視床下部から首、頸椎~腰椎まで通り、全身へと広がっています。

交感神経が過多になると、まず血管収縮するために血流が悪くなります。すると筋肉は固まり老廃物は排出されずにコリとなって神経を圧迫します。

すると痛みが生じて余計に動かしにくくなってしまうのです。

特に首は自律神経にとって最も大切な場所です。ここの血流を良くしてあげることで、過度に上がった交感神経を鎮めて、自律神経のバランスと取ることが出来るのです。


自律神経を初め、からだの仕組みについてはお伝えしたい事がたくさんあります。


詳しくはまた次回のコラムで書きたいと思います。



~大切な自律神経のバランスを整える 「体めぐりストレッチ」~

過度になりやすい交感神経を鎮め、副交感神経を優位に導く独自のストレッチ&マッサージメソッドです


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