リンパケア講座で得られる知識以外のもの
リンパ講師として活動を始めてから来月で丸1年となります。
その間、自主開講(依頼ではなく自主的に開講したもの)カルチャースクールでの講座開講を複数回行ってきました。
先日、カルチャースクール開講の4回目の講座が終わり私自身気付いた事があります。
カルチャーでは主にホームリンパケア講座を行っています。
ホームリンパは家族や身近な人(金銭が発生しない間柄)に対してのリンパケアを行う講座です。
4時間の講座内容は半分がリンパの基礎知識を学ぶ座学、半分がリンパケアマッサージの実践となります。
先日は参加者8名で1名様を除きリンパの学びは初めてという方々です。
リンパという医学用語のイメージで難しい?という事と、初めての講座、初対面の方々との対面で参加者様のほとんど緊張の面持ちです。
毎回、違うメンバーで講座を行う私ですがメンバーによって講座進行の内容・雰囲気は変わってきますが最初のこの緊張だけはどの講座も同じなのです。
私は座学の中盤でストレッチと気分転換を兼ねてリンパ体操の時間を設けていますが、その時に一旦緊張がほぐれ少し和やかな雰囲気になります。
でも、まだまだ残りの座学があるためか緊張は残ります。
講座の雰囲気が一変するのはマッサージの実践が始まってから。
実践では受講者様でペアを組んでもらい、お互いの体をマッサージしあいます。
初めに講師が受講者様1名をモデルにレクチャーします。その後でペアで組んでもらい練習している受講者様の所を回って指導をしていくのです。
初めは慣れないマッサージと初対面同士の遠慮があって恐る恐るですが、回数を重ね部位を重ねて行っていくことで受講者様同士がすっかり打ち解けあい、和やかな雰囲気に!
いたる所で笑い声と笑顔が見られるようになります。
「先生、体がスッキリするだけでなく、心もスッキリしました!」と笑顔で言って頂いた時は本当に嬉しかったです。
そうなんです。
講座は学ぶリンパを学ぶだけではなくて、学び以上の物を生み出すのだな、と気が付いた瞬間でした。
今まで、私もいかに講座を上手く進行して多くの物を受講者様に持ち帰って頂く!と知識面・技術面ばかりを気にしていましたが、それ以上の満足感、この講座を受講して良かったと思ってもらえる心的な満足感も充実させていきたいと思いました。
講座では教える立場で進行しますが、毎回どの講座でも私自身新たな発見・気づき・学ぶ事が多いです。
「誰かの為に~」のコラムを以前書きましたが、まさにこれから会う誰かの為に、私自身学びを充実させたいと思います。
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